小中学生のスマホ校内持ち込み

文部科学省は、2009年に携帯電話とスマホについて、小中学校は持ち込み禁止、高校は校内での使用を禁止とする指針を出しています。一方、子どもの所有率は年々上がり、災害時の対応などへの懸念も出ていたため、従来の指針が時代に合わなくなっていたとの声が上がっています。内閣府の2017年度の調査では、小学生は55.5%、中学生は66.7%、高校生は97.1%がスマホか携帯を所有していました。
公立の小中学校に通う子どもが、学校に携帯電話やスマートフォンを持ち込むことを原則禁止とする指針について、文部科学省は見直す方針を明らかにしています。子どもの携帯・スマホの所有率が上がったことや、緊急時の連絡に役立つことなどが理由です。携帯電話やスマホの校内持ち込みに対しては、文部科学省での一定のルール作りが必要になります。しかし、最終判断は学校に任されて良いと思います。

(2019年2月20日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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