内閣府が60歳以上を対象に実施した調査によれば、80歳以上の4人に1人が車を運転していました。高齢者の運転する機会は、小規模の市町村ほど多くなっています。年齢別に運転する人の割合は、年齢が上がると運転する割合は減少します。75~79歳は45.7%、80歳以上は26.4%でした。
外出時に自分で運転する人に頻度を尋ねたところ、ほとんど毎日は67.4%にも達しています。80歳以上も58.7%が、ほとんど毎日運転すると答えています。地域別に見ると、東京23区や政令指定都市の50.0%に対し、人口10万人未満の市は72.9%、町村は75.5%でした。
(2019年6月4日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)