日本産科婦人科学会の木村新理事長は、厚生労働省の宇都宮健康局長と対談し、HPVワクチンの接種の積極的勧奨を要望されました。日本婦人科腫瘍学会の青木大輔理事長、大阪大学の上田豊講師とともに厚生労働省を訪問し、世界におけるHPVワクチン接種の現状のみならず、わが国におけるHPVワクチンの調査結果などについても詳細に報告され、わが国おいても一日も早いHPVワクチンの積極的勧奨を強く訴えられました。宇都宮局長も、今後日本産科婦人科学会や日本医師会とも協力し、厚生労働省としては引き続きわが国におけるHPVワクチン接種のあり方を考えていくことを約束されました。
（吉村 やすのり）
