2018年の日本人の平均寿命は女性が87.32歳、男性が81.25歳で、いずれも過去最高となりました。女性が6年連続、男性は7年連続で過去最高を更新しています。2018年の平均寿命は前年と比べ、女性は0.05歳、男性は0.16歳延びました。男女ともに、がん、心疾患、脳血管疾患の3大疾患による死亡率が、改善した影響だと考えられています。この3つの病気で死亡する確率は、男性50.06％、女性45.52％でした。
厚生労働省が把握する50の国・地域の中で、日本人の平均寿命は女性が2位、男性が3位で、いずれも前年と同じ順位でした。平均寿命の最長国は男女ともに香港でした。
（2019年7月31日 日本経済新聞）
（吉村 やすのり）
