少子化をめぐる現状―Ⅰ

総人口と人口構造の推移
わが国の総人口は、2018年で1億2,644万人となっています。年少人口(0~14歳)、生産年齢人口(15~64歳)、高齢者人口(65歳以上)は、それぞれ、1,542万人、7,545万人、3,558万人となっており、総人口に占める割合は、それぞれ12.2%、59.7%、28.1%となっています。国立社会保障・人口問題研究所の日本の将来推計人口(平成29年推計)は、わが国の将来の人口規模や年齢構成等の人口構造の推移を推計しています。この中位推計の結果に基づけば、総人口は、2053年には1億人を割って9,924万人となり、2065年には、8,808万人になります。
年齢3区分別の人口規模及び構成の推移をみると、年少人口は、2056年には1,000万人を割り、2065年には898万人の規模になるものと推計され、総人口に占める割合は、2065年には10.2%となります。生産年齢人口は、2056年には5,000万人を割り、2065年には4,529万人となります。総人口に占める割合は、2065年には51.4%となります。高齢者人口は、2042年に3,935万人でピークを迎え、その後減少し、2065年には3,381万人となります。総人口に占める割合は、2065年には38.4%となります。

(平成30年度少子化の状況及び少子化への対処施策の概況)
(吉村 やすのり)

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