厚生労働省の発表によれば、全国で100歳以上の高齢者が7万1,238人に上っています。2018年から1,453人増え、49年連続で過去最高を更新しており、初めて7万人を突破しました。2019年度中に100歳になる人も3万7,005人と過去最多でした。男女別では女性が6万2,775人と88.1%を占めています。
都道府県別に見ると、人口10万人当たりの100歳以上の人数は高知県が101.42人で最多です。若年層の人口減が影響している可能性があります。2位は鹿児島県の100.87人で、2018年まで6年連続トップでした。島根県は99.85人の3位でした。最も少ないのは30年連続で埼玉県の33.74人でした。
（2019年9月13日 日本経済新聞）
（吉村 やすのり）
