新成人の減少

総務省が発表した人口推計によれば、2020年1月1日時点で20歳の新成人は122万人で、2019年より3万人減り、4年ぶりの減少となりました。男女別に見ると、男性は63万人、女性は59万人でした。新成人が総人口に占める割合は0.97%で、2019年を0.02ポイント下回っています。10年連続で1%を割っています。
新成人の数は、第2次ベビーブーム世代(1971~74年生まれ)が成人になった時、200万人台に達し、1994年に207万人を記録しました。1995年からはおおむね減り続けています。厚生労働省が12月に発表した2019年の人口動態統計の年間推計では、日本人の国内出生数は86.4万人です。1899年の統計開始以来、初めて90万人を下回りました。少子化・人口減が急速に進んでいます。

(2020年1月1日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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