交通事故死の減少

警察庁の発表によれば、昨年1年間の全国の交通事故による死者は3,215人で、過去最少でした。死者の減少は4年連続です。65歳以上は前年より184人少ない1,782人ですが、全体の55.4%を占めています。都道府県別では愛知が17年ぶりにワーストを脱しています。
過去最少になったことについては、速度がはやい事故の減少傾向やシートベルト着用の定着、自動ブレーキといった車両性能の向上などが複合的に奏功したと分析されています。交通事故の死者は、1970年に過去最悪の1万6,765人を記録しました。1996年に1万人を下回ってからは減少傾向で、2009年に5千人を切っています。政府は今年までに死者を2,500人以下にする目標を掲げています。

(2020年1月7日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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