女性活躍の取り組みが進んだか？
勤務先で女性活躍が進んだという実感がある、どちらかというと実感があるとの回答は、計25.2％と2年前の調査を4.5ポイント上回っています。徐々にではありますが、取り組みが前に進んでいる様子はうかがえます。一方で、実感がない、どちらかというと実感がないとの回答の合計は、まだ55.3％と半数を超えています。
実感があるとする理由としては、結婚・出産しても仕事を続ける女性が増えた、女性社員の割合が増えた、女性の勤続年数が長くなった、女性管理職の割合が増えたが挙げられます。上位5つには入りませんでしたが、女性のキャリア意識が向上したも増えています。2年前に比べると、職場における女性のプレゼンスの向上やキャリア意識の高まりを実感している女性が増えています。
（2020年1月13日 日本経済新聞）
（吉村 やすのり）
