不妊治療による退職

NPO法人Fineの試算によれば、不妊治療のために仕事を辞める不妊退職による国内の経済損失額が1,345億3,363万円に上っています。退職者にかかった育成費用と人材を補充して育成するのにかかる費用を加えると、2,083億271万円の損失になるとされています。
不妊治療を受けた人の5人に1人が、仕事との両立が難しいと退職を選んでいます。頻繁な通院や心身への負担は女性にとって大きなものがあります。しかし、不妊治療のためと明かさない退職者も多く、実態は必ずしも企業側に伝わっていません。

(2020年2月24日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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