少子高齢化社会における健康経営―Ⅳ

健康経営の進め方
経営者が組織全体で健康づくりに取り組む姿勢を表明することは、従業員の健康増進を推進するために必要不可欠です。社内の担当者・担当部署を決め、コミュニケーションを図りながら、計画(P)、実行(D)、評価(C)、改善(A)と進めていきます。現在ある資源を有効活用し、コストをかけずにできることから一歩ずつ進めていくのが良いだろうと思います。
職場環境は、従業員の健康行動を決定づける要因となります。職場環境を見直すことで、従業員の行動変容を促したり、健康になりたいという従業員の努力を後押しできます。職場環境の改善は、健康経営になくてはならない取り組むです。働き方改革と同様、職場環境を明確に変えられるのは従業員ではなく経営者ですから、経営者が主体となる必要があります。

(よぼう医学 春号 №8)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。