東京都内の新規感染者は30日まで5日連続で50人を超えています。若者の感染が目立ち、隣県での感染確認につながるケースも出ています。特に6月は20代が約46%、30代が約24%で大半が若者です。そばで接客するホストクラブなど夜の街でクラスターが発生している影響が大きくなっています。30日までの1週間をみると、感染者386人のうち約4割にあたる167人が夜の街での感染です。
都内から隣県への感染の広がりも起きています。埼玉県によると、28日までの2週間で計88人の感染が確認され、うち45人の感染経路は東京に由来しているとされています。横浜市によると、16~29日に発表した感染者25人のうち7人が都内に感染経路があるとみられています。
(2020年7月1日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)