コロナ禍での失職

厚生労働省の調査によれば、新型コロナウイルスの影響で解雇や雇い止めにあった人が、7月1日の時点で3万人を超えました。増加ペースはやや遅くなりましたが、政府の緊急事態宣言が解除された後も、雇用への打撃の広がりは収まっていません。4月末の時点では4千人弱でしたが、その後は急増し、5月21日に1万人を突破しました。6月4日に2万人を超え、7月1日に3万1,710人で3万人を超えるまでは、約4週間かかっています。
業種別では、宿泊業の5,613人が最も多く、飲食業の4,194人、製造業の4,133人が続いています。地域別では、東京都の4,571人、大阪府の3,248人、北海道の1,348人の順です。1週間で増えた人数の約65%を、非正規の働き手が占めています。

(2020年7月3日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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