個人消費回復の足踏み

新型コロナウイルスの感染が再拡大し、個人消費の回復が足踏みしています。JCBカードの購買データに基づく指数によれば、6月後半まで回復が続いた居酒屋やファミリーレストラン、百貨店などの消費が、7月前半に再び落ち込んでいます。キャッシュレス決済のポイント還元が6月末に終わる直前に駆け込み需要があった反動も考えられます。
モノとサービスを合わせた消費動向の総合指数は、4月後半の26.4%減から、6月後半は3.4%減まで持ち直し、7月前半に6.7%減と、再びマイナス幅が広がっています。感染拡大で消費者心理が落ち込んでおり、外出を自粛する人も増えています。

(2020年8月4日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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