出自を知る権利について

 提供精子による非配偶者間の人工授精(AID)で生まれた子どもの声を伝える「AIDで生まれるということ」が上梓された。AIDで生まれた子どもたちの生の声を聞くことができる。出自を知る権利を考える上で一度は読んでみたい本である。

(2014年5月21日 日本経済新聞夕刊)

(吉村 やすのり)

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