中小の飲食・宿泊業の資金繰りの悪化

新型コロナウイルス禍で、中小の飲食・宿泊業の資金繰りが悪化しています。収入が不動産賃料などの支出より少ない支出超過の飲食・宿泊業は、1月時点で6割と1年前に比べて倍増しています。運転資金を賄えず、銀行借り入れなどに頼っています。
飲食・宿泊業の資金繰りが悪化した要因は、本業の収入減です。コロナ影響が本格化した2020年3月から収支がマイナスに転落しています。中小の飲食・宿泊は、損益分岐点比率が高く、収入が減ると資金繰りが悪化しやすくなっています。

 

(2021年3月30日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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