理系女性研究者の現状と課題

大学の教員のうち、女性が占める割合は理学部、工学部とも10%前後です。長時間労働が求められる研究者の世界は、圧倒的な男性社会です。女性研究者たちは、成果を出さねば生き残れないという重圧感だけでなく、家事や育児の負担とも闘っています。
女性研究者は、男性研究者に比べ結婚している割合が低いことや、任期付きのポストを転々とすることが一般的なため、配偶者と別居になるケースが多くなっています。女性研究者の半数以上が子どもを持っておらず、2人以上の子どもを持つ女性は2割前後です。

(2021年6月20日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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