第12回日本がん・生殖医療学会学術集会にて「がん生殖医療の新機軸」と題して基調講演をさせていただきました。
今回の本学術会議は名古屋での現地開催と会期後の配信を併用するハイブリッドで開催されています。がん治療と生殖医療の進歩により、妊孕性が温存できるクライエントが増加してきています。
がん・生殖医療の目指すところは、担がん患者の専ら妊孕性温存にあるのではなく、子どものいない人生の選択を含め、子どもをもつことの趣意を見つめ直すことにあります。今後の本会のさらなる発展を祈念して、がん・生殖医療の新機軸について講演させていただきました。
(吉村 やすのり)