国立社会保障・人口問題研究所が発表した出生動向基本調査によれば、独身の人(18~34歳)のうち、結婚したら子どもはもつべきだと考える女性は36.6%、男性は55.0%でした。6年前の調査と比べ、女性は約30ポイント下がり、ほぼ半減しています。男性も20ポイント下がっています。
若年層の意識や価値観に急速な変化が起きています。結婚して子どもを持つ意欲が、特に女性で大幅に低下しています。一生結婚しないと考える人の割合も、女性の方が増加幅が大きくなっています。
(2022年9月13日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)