今年4月より、不妊治療の保険適用が開始されました。これまで40年以上にわたって、自由診療で実施されてきた体外受精などの生殖補助医療が保険適用となり、わが国の生殖医療も大きなターニングポイントを迎えています。
保険適用から半年が経過し、現状と課題に関するWeb講演会が開催されました。東京大学の大須賀穣教授、東京医科大学の久慈直昭教授のミニレクチャー後、全国の有数の生殖医療クリニックの先生方にご参加いただき、保険適用で診療形態にどのような変化がみられたか、どのような課題があるかなどについて、充実したパネルディスカッションが展開されました。
視聴者の先生にも、パネルディスカッションの中でアナライザーを用いて数々の質問にお答えいただき、大変意義深いディスカッションになりました。
(吉村 やすのり)