日本産科婦人科学会は、昭和 24(1949)年 4 月に設立されており、50 年史が平成 10(1998)年 4 月に発刊されています。年史の目的は、学会活動を歴史資料記録として残すためであり、今回設立 75 周年にあたる令和 6(2024)年 4 月に 75 年史を発刊する予定です。50 年史では、平成 8(1996)年末までの事柄が記載されており、75 年史では、平成 9(1997)年 1 月から令和 4(2022)年6月の事柄を記載する予定です。
第1回座談会では、「卒後研修必修化と産婦人科への影響」、「福島県立大野病院事件」、「産婦人科医減少と学会の対策(委員会の発足)」、「各地で起こったいわゆる妊婦「たらい回し」事件」、「看護師内診に対する摘発事件(保助看法違反)」、「中絶胎児不適切投棄事件」、「公益社団法人化」、「見解違反による学会からの除名事件」、「東日本大震災関連」などの事柄を中心に話し合いが持たれました。
(吉村 やすのり)