留学事業などを手掛けるEFエデュケーション・ファーストの2022年の英語力の調査によれば、英語を母語とする英米豪などを除いた111カ国・地域のうち、日本は80位です。2011年の44カ国中14位から下落が続いています。
ドイツは10位など欧州が上位を占めています。アジアでは、韓国が36位、中国が62位でした。近年は調査対象・地域が増え、相対的に日本の順位が落ちています。欧州評議会が2001年に示した語学力の指標となるCEFR(欧州言語共通参照枠)を、英語教育の目標に取り入れ、育成に力を入れる国が増えています。
(2022年11月28日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)