転職による賃金の上昇

リクルートの調査によれば、2023年に転職した後に賃金が増えた人の割合が35.0%だったとしています。人手不足を背景に幅広い業種で募集や採用時の賃金が高まっています。
職種別にみると、ITエンジニアで増えた人は39.9%で、全体を押し上げています。半導体関連の引き合いが強く、機械や電気などのエンジニアも31.1%に高まっています。
人事や経営企画といった事務系専門職は32.8%と過去最高を更新しています。人手不足を背景に、各社が採用活動に注力していることなどから、人事系の職種がけん引しています。接客や販売などのサービス関連職種は39.8%、営業職は34.3%で、割合はそれぞれ過去最高でした。デジタルトランスフォーメーション(DX)に伴って新たな営業職のニーズが生まれています。

(2024年2月8日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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