都市ランキング

 森ビル系シンクタンクの発表した世界の都市総合力ランキング2024で、東京は9年連続で3位でした。円安によるインバウンドの増加などを受けて文化・交流や交通・アクセスの評価で順位が上がっていますが、環境は順位を下げています。ランキングは、世界の主要48都市を対象に経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスの6分野70指標で評価しています。上位5都市の順位は前年と同じでした。

 総合ランキングのトップはロンドンで、文化・交流と交通・アクセスが1位、研究・開発と経済はそれぞれ2位でした。2位のニューヨークは、経済と研究・開発がトップでした。日本の都市では大阪が35位、福岡が42位でした。

 6分野に金融分野を加え、国際金融センターとしての競争力も評価しています。東京は前年に続き3位でした。金融分野の1位は米ニューヨーク、2位は英ロンドンで前年から変動はなく、4位は上海、5位は北京で前年と順位が入れ替わっています。

(2024年12月11日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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