警察庁の発表によれば、昨年1年間に全国で交通事故で死亡した人は2,663人で、前年から15人減少しています。前年からの減少は2年ぶりで、死者数は統計が残る1948年以降で3番目に少なくなっています。政府は今年までに死者数を2千人以下とする目標を掲げています。
都道府県別での昨年の死者数は、東京が146人(前年比10人増)で最多でした。愛知が141人(4人減)、千葉が131人(4人増)と続いています。最少は島根で9人(13人減)です。22都県で前年よりも増加しています。全体に占める65歳以上の高齢者の割合は56.8%で、この10年間で2番目に高くなっています。
(2025年1月8日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)