このたび日本産婦人科学会と産婦人科医会は10年後の地方における周産期医療の状況を予測しました。2007年より産婦人科医の数は増加してきましたが、2012年より産婦人科を希望する医師の数は再び減少しています。この3年間で100人以上少なくなっています。特に以前から地方における産婦人科医の不足は解消されておりません。若い医師の方々が産婦人科を希望するような制度設計が緊急課題です。そうでなければ以前に起こった周産期医療の様々な問題が再燃するでしょう。
(2014年11月13日 NHK NEWS WEB)
(吉村 やすのり)