研究機関ランキング

 学術出版大手シュプリンガー・ネイチャーの2024年に主要科学誌に掲載された論文数などに基づく研究機関の研究力ランキングによれば、中国勢は1位の中国科学院などトップ10に8機関が入り、躍進が続いています。日本勢は東京大の23位(前年21位)が最高で、京都大は55位で初のトップ50圏外になりました。

 日本勢で100位以内に入ったのは東大と京大のみで、いずれも過去最低の順位でした。大阪大はトップ100から外れ103位、次いで理化学研究所が115位でした。昨年10月に発足した東京科学大は、国内5番目の132位に入りました。国別では上位5位に変動はなく、中国、米国、ドイツ、英国、日本と続いています。

(2025年6月17日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です