特定生殖補助医療法案の未審議についての日本産科婦人科学会の見解

 生殖補助医療の在り方を考える議員連盟から、2025年2月に参議院に提出された特定生殖補助医療法案が審議されることなく、通常国会が終了したことに対し、日本産科婦人科学会は見解を出しております。

 今通常国会で法案が成立しなかったことは誠に遺憾ではありますが、2020年12月に成立した生殖補助医療法の成立は大変意義深かったと思われます。この法案の成立まで20年以上年月が費やされたことを考えれば、様々な意見があり、今回の法案が成立しなかったことも致し方ないと判断すべきです。今後も子どもを守るための公的管理機関の設置に向けての活動を継続していくことが大切となります。

(公益社団法人 日本産科婦人科学会)
(吉村 やすのり)

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