警察庁の歩行者の死亡事故の発生状況の調査によれば、10~12月の死者は1,680人で、7~9月の1.8倍に上っています。特に10月以降は夜間の事故での死者数が増えており、歩行中の反射材の利用を呼びかけています。
10月以降は日の入りが早まり、車からの見通しが悪くなることが、事故増加の背景にあります。死者数のうち夜間の事故が占める割合は、7~9月の6割弱から、10~12月は7割超に高まっています。ドライバーは早めにライトを点灯するなど注意して運転する必要があります。

(2025年9月14日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)