京都大学の研究グループによれば、産後うつのリスクが高い女性は腸内細菌の多様性が低いことを示しています。こうした女性の食事は、大豆や海藻、発酵食品の摂取が少なく、食習慣を改善することで、うつ症状が改善される可能性があるとしています。

メンタルヘスと腸内の状態についてメカニズムの解明は今後の課題と思われますが、大豆食品や発酵食品などを意識してとるようにすれば、産後うつのリスクは改善できるかもしれません。乳幼児健診の際に併せてお母さんの食生活の状態などもみることで改善の指導もできます。

(10/3 朝日新聞、 9/8 京都大学HPより)
(吉村 やすのり)