年齢階級別の死因
がん検診には利益と不利益があり、年齢、がんの種類、検診の方法によっては、利益よりも不利益が上回ってしまうことがあります。利益を最大限にするには、どんながん検診を受ければよいのか、国立がん研究センターの中山富雄特任部長が解説されています。
日本人の死亡原因の第1位はがんです。確かに55歳から74歳ぐらいまでだと、亡くなる方の半数近くはがんが原因です。しかし50代前半より若い年代、あるいは75歳より高齢の方では、がんで亡くなる方は少なくなっています。

(よぼう医学 2025 秋号 №30)
(吉村 やすのり)





