がんの原因
日本人のがんの原因では男性のがんの43.4%、女性のがんの25.3%は、生活習慣や感染が原因であると説明できます。しかし残りについては生活習慣や感染では説明ができません。多くは原因不明、あるいはまれな原因でがんに罹ります。これをやれば全てのがんを予防できるという決定打はありません。
日本人のためのがん予防法(5+1)は、全てのがんを予防できるものではないにせよ、予防可能ながんを減らすことを目的として作成されています。女性の子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染によって発症することが分かっており、HPVワクチンによって予防できます。
(よぼう医学 2025 秋号 №30)
(吉村 やすのり)







