厚生労働省の2024年国民健康・栄養調査によれば、糖尿病が強く疑われる20歳以上の男女が約1,100万人と推計されています。約690万人だった初調査の1997年以降増加傾向にあり、2016年の調査で約1千万人に上っています。
血液検査で血糖状態を示すヘモグロビンA1cが基準値以上で糖尿病が強く疑われる人は12.9%で、男女別では男性が17.7%、女性が9.3%でした。
基準値に達しないもののヘモグロビンA1cの値が高い予備軍は約700万人で、ピークだった2007年から47%減少しましたが、強く疑われる成人男女との合計は約1,800万人となっています。

(2025年12月3日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)





