働く女性を対象とした月経随伴症状のセルフケアに関する実態調査―Ⅳ

月経に伴う不調による転職・離職

 月経に伴う不調による離職経験の有無を聞いたところ、6.4%(64人)がはいと回答しました。理由として、業務内容が身体的に負担だったが68.8%で最も多く、次いで在宅勤務や休暇制度など、柔軟な働き方ができる体制・環境が整っていなかったが37.5%、相談できる相手がおらず、職場の理解を得られなかったが26.6%が挙げられました。

 近年は女性活躍推進が進み、月経に関する社会的理解も広がりつつありますが、全体的にみると依然として十分とは言えません。割合としては1割未満ですが、離職に至るケースがあることは社会課題といえるのではないでしょうか。

(女性のための健康ラボ Mint⁺)
(吉村 やすのり)

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