スポットワークの労働市場の拡大

 空いた時間で働くスポットワークが労働市場で拡大してきています。短時間・単発バイトの時給の伸びは一般的なアルバイト・パートを上回り、主要プラットフォーム会社への登録者も6年で10倍以上となっています。単発バイトの求人サイトのツナグ働き方研究所がまとめた平均時給は、2025年11月時点で前年同月比139円(11.5%)高の1,347円となっています。同時期の三大都市圏の時給の5.3%高を上回っています。年末商戦など繁忙期は企業のスポット活用ニーズも活発となっています。

 スポットワークの業務は、工場や物流施設などから小売り・外食店に、働き手も学生や主婦からシニア層などに広がっています。コロナ禍からの経済再開の過程で、人手不足に悩む企業側と空いた時間を有効活用したい働き手のニーズが合致しました。

 一方で働き手と企業のトラブルも表面化しています。企業側への賃金支払い命令が相次いでいます。業務内容の事前説明と実際の仕事の食い違いなど、対処すべき問題は残っています。

(2026年2月26日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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