歯周病の増加

 2001年のギネスブックで世界で最も患者の多い病気として紹介されたのが歯周病です。厚生労働省によれば国内で1,135万人もの患者が治療を受けています。細菌が血管を通って全身へと巡り、糖尿病や心血管疾患などを引き起こすリスクも高めるとされています。

 歯周病の治療器を東北大学発スタートアップのルークが開発し、全国の歯科医院で急速に導入が進んでいます。ルークの治療器であるブルーラジカルP-01は、超音波に加え、青色レーザーと過酸化水素の化学反応により歯周病の原因となる細菌を99.99%殺菌できます。2024年1月の発売以降、導入予定も含めてこれまで全国700超の歯科医院に広がっています。

 重度の歯周病では、抜歯など外科治療が必要になる場合が多いのですが、ブルーラジカルなら非外科治療で歯周ポケットの奥深くまで殺菌でき、歯を残せる可能性が高まります。ルークは口腔ケアを習慣づけるアプリであるペリミルも手掛けています。ペリミルでは、治療器とひも付けることで1歯ごとの歯周病リスク医などを可視化できます。

(2026年3月14日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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