厚生労働省は、医療現場への供給が足りない後発薬などについて、成分が同じ海外の代替品を優先的に審査する仕組みを導入します。申請から薬事承認までの期間を通常より短くし、供給不安で患者の治療に支障が出ないようにします。
国内では後発薬を中心に供給不安が続いています。2020年に小林化工で発覚した製品への睡眠導入剤成分の混入問題への余波が続き、2026年1月時点で医薬品全体の14%ほどが限定出荷や供給停止となっています。後発品は、供給停止の60%、限定出荷の65%を占めています。後発薬は多品目・少量生産の事業者が多く、供給不安に陥りやすくなっています。

(2026年3月17日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)





