地方議会は子育てや介護、環境や治安など、暮らしに身近な課題を議論する場ですが、女性議員の比率は増加傾向にありますが、わずか約18%にしか過ぎません。多様な意見を反映させるため、女性議員の比率を高める必要性が指摘されています。
地方政治を考える時、少子化対策や、若い女性に地元に残ってほしいというキーワードがたくさん出てきます。男性が見過ごす女性特有の健康問題など、当事者でないと気づかないことがあります。地域から社会が変わることがあります。パートナーシップ制度の拡大が良い例ですが、ジェンダー平等の価値は地域から国全体に広がっていきます。単に女性議員を増やすのではなく、ジェンダー平等を進める政治家を増やす必要があります。男性中心の視点を変えるためにも、多様な人が立候補できる環境を整えることが大切です。

(2026年3月19日 東京新聞)
(吉村 やすのり)





