国が英語教育の早期化の方針を掲げる中、岐阜市では4月、全47小学校で1年から英語を正式教材にすることなりました。これまで2004年度から岐阜では、1、2年生は英語に親しむ年18時間(隔週1回)の英語活動、3~6年生は年35時間(週1回)の英語科を実施してきました。今年の4月からは、1、2生も、成績を評価する「英語科」に格上げする予定です。
市教委では、独自のカリキュラムを設けています。たとえば、1年生は色、数、動物、2年生は天気、食べ物、曜日、6年生では岐阜の名所、名物の魅力を英語で伝えることを目指しています。市教委は、これまでの取り組みについて一定の成果はあったとみています。外部テストで、市立中3年生で英検3級レベルの生徒は、11年度で39.3%、12年度は34.3%、13年度は37%。いずれも全国平均を上回っています。私の中学・高校時代より、岐阜県では英語教育に力を注いでいました。英語の授業では、中学校から毎日テストがありました。これによって英語力がついたかどうかは甚だ疑問なところがありますが・・・
若い世代の国際化には英語は必須となりますが、現在の若者の日本語力の欠如には甚だしいものがあります。英語と同時に国語力アップにも力を入れて頂きたいものです。