働き方改革―Ⅴ

女性の管理職登用

管理職に占める女性比率は欧米諸国に比べて極めて低率です。フィリピンの4分の1であり、アジア諸国にも遅れをとっています。2020年までに女性管理職を30%にする、いわゆる2030までの道のりは大変長いものがあります。これを達成するたまには、クオ-タ-制を導入することが必要となります。また、男女間の勤続年数格差も諸外国に比して定率であり、管理職登用には女性が継続して就労できるようなシステム作りが急務です。

総務省「労働力調査」/厚生労働省「賃金構造基本統計」

(2015年6月29日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

 

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