乳児虐待による胸腺の萎縮

乳児虐待によって胸腺が萎縮することがあります。胸腺は免疫機能に関わる臓器で、栄養不足やストレスを受けると萎縮します。虐待死した子どもの半数近くで、胸腺が萎縮していたというのは、法医学で最近分かってきた知見です。虐待事件が増える中で解剖データの蓄積が進み、外傷や臓器の異変が明らかになってきています。

(2018年11月12日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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