日本産科婦人科学会「Baby+お医者さんがつくった妊娠・出産の本」上梓

 女性の健康管理に一生を通じてもっとも深く関わっているのが産婦人科医であり、私たちは常に助成の幸福、そして生まれて来る赤ちゃんの健やかな成長・発育を願い、サポ-トしています。しかし、日常診療では「知らなかった」、「知っていれば早く受診したのに」といって受診される患者さんが後を絶ちません。このような状況を踏まえ、日本産科婦人科学会では、各年代の女性およびそのパ-トナ-に知っておいてほしい正しい情報を責任もって伝える責務があると考え、健康手帳「HUMAN+ 女と男のディクショナリ-」を20149月に発刊しました。「HUMAN+」は非常に好評で、公開講座、学校教育、各地での養護教員を対象にした講演会等でよく使用されています。
 「HUMAN+」は思春期、青年期、キャリア期、妊娠・出産期、そして中高年来にわけ構成されておりますが、学会では、今後、各時期の副読本を作製していく予定にしています。この度、その第1号として妊娠・出産世代にフォーカスをあてた「Baby+お医者さんがつくった妊娠・出産の本」を発刊することになりました。「Baby+」は、「HUMAN+」に収録した、妊娠・出産に関する項目に加え、妊婦さんおよびパ-トナ-、あるいは家族の方に知っておいてほしい項目を多数追加しています。

(吉村 やすのり)

 

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。