増加する小中高生の自殺

政府の2023年版自殺対策白書によれば、直近10年間(2013~2022年)に計3,930人の小中高生が自殺しています。2022年は514人で、過去最多を更新しました。G7のうち日本だけ、自殺が10代の死因第1位でした。



子どもの自殺が増え続ける現状を打開しようと、政府は省庁横断のデータ分析に乗り出します。これまで複数の省庁に散らばる形で管理され、一部は自殺予防に十分活用されずにきた資料を、こども家庭庁に集約します。個々のケースを分析しながら、自殺に至る要因を多角的に調べ、科学的根拠に基づく予防策の提言につなげる構想を描いています。

(2023年12月27日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。