平均寿命の3年ぶり上昇

厚生労働省の発表によれば、2023年の日本人の平均寿命は、男性は81.09歳、女性は87.14歳で、いずれも3年ぶりに前年を上回りました。新型コロナウイルス感染による死者の減少が影響したと思われます。
平均寿命は、1年間の死亡状況が今後も変わらないと仮定し、その年に生まれた0歳児が平均何歳まで生きるかを予測した数値です。1947年から公表しており、2020年まで男性は9年連続、女性は8年連続で過去最高を更新していました。2021年以降は、新型コロナによる死者が急増したことで、男女とも2年連続で前年を下回りました。2023年のコロナ死者数は3万8,080人で、2022年から約1万人減少しました。
国別の比較では、女性は39年連続で世界1位です。男性はスイス、スウェーデン、ノルウェー、オーストラリアに次いで5位で、前年から順位を一つ落としました。

 

(2024年7月27日 読売新聞、朝日新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。