Luna Lunaによる子宮頸がんとHPVワクチンに関する意識実態調査2025

 ルナルナと一般社団法人シンクパールが2016年より毎年実施している子宮頸がんとHPVワクチンに関する実態調査によれば、子宮頸がんやHPVワクチンによる予防について理解が深まっていることが分かりました。しかし、現在実施されている公費でのキャッチアップ接種について、実施期間が延長されていることを知っている人は64.6%で、3割以上の人には周知徹底が不十分です。2025年3月までにワクチンを1回以上接種している場合、2026年3月まで残りの回数も公費で接種可能です。

 わが国では、いまだ男性間のHPVワクチンが定期接種化されていない状況にあります。女性のみならず、男性も中咽頭がんを始め、HPV感染による様々ながんになることが分かっており、一日も早い定期接種化が望まれます。

(2025年3月18日 ルナルナ通信 Vol.66)
(吉村 やすのり)

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