教員の勤務時間
OECDの国際教員指導環境調査によれば、日本の常勤教員の勤務時間が最長だったことが分かりました。小学校で週52.1時間、中学校で週55.1時間でした。小中学校とも2018年調査から4時間短くなっていますが、国際平均より10時間以上長くなっています。
小中ともに書類作成などの事務業務に充てる時間の長さが目立っています。小学校は4.5時間、中学校は5.2時間を占めています。中学校では部活動などの課外活動が特に長く、平均を4時間近く上回る5.6時間でした。一方、授業に充てる時間は小中ともに平均より短くなっています。
(2025年10月8日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)