男性の育児支援のための法改正

 残業免除の対象拡大などを盛り込んだ改正育児・介護休業法が、4月から段階的に施行されました。テレワークなど子育てに配慮した働き方が広がると期待されていますが、育児休業から復帰後も変わらず残業に悩まされる男性が目立っています。男性の育休取得率が高まるなか、男性が育児に継続的に参加できる環境整備が必要となります。男性が育休をとるのは、育児に継続参加する準備のためでもあります。男性の育休取得率は2023年度に30%と過去最高でしたが、復帰後のフォローまで意識する職場は限られています。

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新人弁護士の登録

 日本弁護士会によれば、今年新たに弁護士となった司法修習77期のうち、東京の3弁護士会への登録者が4月時点で全体の66.9%に上っています。一方、秋田や高知など8弁護士会では、一人も登録がなく偏在が顕著になっています。地域の司法サービスが低下するとの懸念もあり、日弁連は地方で働く魅力の発信に力を入れています。

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新型出生前検査の(NIPT)の拡大

 妊婦の血液から胎児の染色体を調べる新出生前検査(NIPT)とは、一般的に妊娠10週以降の妊婦の血液から胎児の染色体異常を調べる検査です。血液中に存在する胎児のDNAの断片を解析し、通常2本1組で計46本ある染色体の数を調べます。検査は日本医学会などが認証した医療機関で受けられます。現状では成長や発達の遅れなどが生じる3つの染色体に限定されており、ダウン症(21トリソミー)、エドワーズ症候群(18トリソミー)、パトウ症候群(13トリソミー)のリスクを調べます。

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不登校と暴力行為の増加

 コロナ禍が終わり、学校は日常に戻ったように見えますが、不登校は増え続け、特に小学生で暴力行為が増加しています。文部科学省の調査によれば、不登校の小中学生は過去最多を更新し続け、2023年度に暴力行為をした小学生は5年前の1.7倍に増えています。

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小1の壁の早朝対策

 保育所は午前7時台から預けられる施設も多いのですが、小学校の登校時間は一般的に午前8時~8時半です。朝早く始まる仕事に就く保護者にとっては、子どもが小学生になったら早朝の預け先がないという課題がありました。

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