小中学生の読書時間の減少

 10月27日から11月9日までは読書週間です。博報堂教育財団こども研究所の調査によれば、1週間の読書週間が1時間を下回る小中学生が7割超に上っています。1週間で何時間くらい本を読むかを聞いたところ、全く読まないが17.4%、30分未満が31.7%、30分~1時間未満が23.5%を合わせた割合は7割を超え、1時間以上は27.4%にとどまっています。

 読書に関する意識については、本を読むのは楽しいと答えた人は63.9%に上っています。しかし、本を読むよりも動画やゲームの方が楽しいと回答した人は76.5%で、読書以上に魅力的な娯楽と認識されています。

 本を知るきっかけについては、最も多かったのは学校の図書館が55.5%で、書店が48.6%、教室の本棚が34.1%、友達に教えてもらうが30.5%、地域の図書館が30.2%と続いています。動画の25%やアニメ・ゲーム・テレビ・映画の20.9%と答えた人もいました。動画などが本と出会う手段でもあり、デジタルネイティブ世代ならではの傾向がみられています。

(2026年10月21日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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