30~40代女性の体力の低下

 スポーツ庁の調査によれば、30~40代女性の体力が2001~2025年度の約25年間で低下傾向にあります。

 2001年度を100%として20~70代男女の体力合計点の推移を見ると、女性は2025年度までに30代が96.3%、40代が93.6%に低下しています。一方、男性は30代が102.2%に上昇、40代は2018年度までおおむね横ばいで推移していましたが、その後下がり2025年度で98.8%でした。他の年代では男女とも上昇傾向が見られています。

 運動習慣については、運動を週に1日以上実施しているとした30、40代の男性は、25年間で4割から5割へと上昇しています。女性は30代で4割から3割に低下し、40代でも4割台後半から4割台前半に下がっています。スポーツクラブなどへの所属状況では、2001年度の30代の所属率は男女ともに3割でしたが、2025年度は男性2割、女性1割で女性の方が下がり幅が大きくなっています。

 30~40代の女性は、スポーツクラブなどへの所属率が低下し、週1日以上の運動習慣がある人も減る傾向にあります。仕事と家事・育児を両立する中で女性に重い負担がかかり、運動したいと思っても時間や費用面からできない層が一定数いると考えられます。

(2026年10月12日 中日新聞)
(吉村 やすのり)

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