平均寿命の延伸

 厚生労働省の発表によれば、2025年の女性の平均寿命は前年から0.20歳延びて87.33歳となり、41年連続で世界首位を維持しています。男性は81.35歳となり、0.25歳延びました。平均寿命は男女ともに20年までおおむね延び続けていましたが、新型コロナウイルスによる死者数が増え、2021年から縮んでいました。2023年には3年ぶりに延びましたが、2024年は男性が横ばい、女性は0.01歳短縮しています。

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精神疾患で休職した教員の増加

 文部科学省によれば、精神疾患で休職した公立学校の教職員は増加傾向にあります。2024年度は7,087人で過去最多の2023年度の7,119人と同水準です。文部科学省は要因として子どもへの指導方法や職場の人間関係のほか、保護者対応を挙げています。

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細胞移植による再生医療―Ⅱ

再生医療技術の進歩

 これまで再生医療技術は科学的に有望とみられても開発が難航し、製品として販売に至らない場合が多くなっています。投資する側は資金の回収に時間がかかり、新興企業は資金調達も困難でした。

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私設の給付奨学金の拡大

 大学の学費や貸与型奨学金の金利が上昇する中、個人の寄付で返還不要の給付奨学金をつくる動きが出てきています。財団などが私設奨学金の仕組みを構築しており、寄付者の関心も高くなっています。団塊世代の高齢化で、相続で財産を受け継いだ配偶者が亡くなった際の二次相続が増えるのに伴い、生前寄付や遺贈寄付を社会課題の解決に活用することが期待されます。

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細胞移植による再生医療―Ⅰ

脳梗塞治療の後過程治療

 脳卒中には脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3種類があり、国内には治療中の患者が200万人近くいます。高血圧や糖尿病、肥満や喫煙などがリスク要因で、患者は増えています。発症直後に適切な治療を受けないと後遺症が残る可能性があります。脳梗塞では脳の血管が詰まり、酸素や栄養不足で神経細胞が死んでしまいます。脳や脊髄の細胞は再生能力が低く、傷つくと治らないとされ、後遺症の対応はリハビリが中心で、脳神経を治療する手法は確立されていません。

 北海道大学発スタートアップのRAINBOWは、脳梗塞を起こした患者から細胞を取り出し、培養して脳内に移植することで脳神経の再生を目指す研究開発を進めています。

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