医療保険については、70歳以上の高齢者が病院や薬局の窓口で支払う医療費の負担を増やすかどうかが、大きな焦点となっています。現行では、65~69歳の人は現役世代と同様に、医療費の3割を一律で負担しています。70~74歳は2割、75歳以上は1割を負担するのが原則です。病気になりやすい高齢期に、必要な医療を受けやすくするため自己負担が低く設定されています。
続きを読む- 2026年02月09日3/6~3/7 WE Health 2026開催 @東京
- 2026年01月13日2/21~2/22 第16回日本がん・生殖医療学会学術集会 開催 @奈良
- 2026年01月08日2/5 女性医療フォーラム 開催
- 2025年12月28日2/1 シンポジウム「特定⽣殖補助医療に関する公開講座〜出⾃を知る権利を巡って〜」開催 @東京
- 2025年12月22日1/28 第642回松山産婦人科医会例会 講演
- 2025年12月15日1/30~1/31 第11回 日本産科婦人科遺伝診療学会 学術講演会 開催 @京都
腎臓病薬による早発閉経の治療
順天堂大学らの研究チームは、若くして閉経する早発閉経の治療に、腎臓病や心不全の治療薬であるフィネレノンが有効であることをマウスを用いて示しています。早発閉経は様々な原因で、卵子が入った卵胞の発育が止まる病気ですが、フィネレノンが卵胞を活性化させる効果があることを見つけました。
(Science 5 February 2026)
続きを読む出自を知る権利を考える
日本産科婦人科学会が1997年に出したAIDに関する見解では、プライバシー保護のため精子提供は匿名とすることが前提となっており、ドナーや親の権利を優先していました。厚生労働省の専門部会は、2003年に出自を知る権利を認める初めての報告書を出し、生まれた子の権利を重視しています。法務省の出した民法改正の中間試案では、同意した夫を父とし、ドナーは父ではないと出しています。2020年の民法特例法では、AIDに同意した夫が妻の子の父親として、精子提供で生まれた子と父親の関係を明確にしています。
続きを読む科学論文とAI
AIが書いた文章を解析して論文に残る痕跡を突き止めた研究によれば、世界の医学研究の1割強が該当しています。またAIの使用により、特定の単語「these」と「significant」が論文中に増えています。AIで簡単に論文が執筆できるようになり、内容を精査する負担が増えています。粗悪な研究の量産につながれば、誤情報の拡散や質の高い研究が埋没することになり、科学の発展に悪影響を与えることになります。

研究者は研究成果を論文にして発表します。まず執筆した段階で論文を投稿サイトに発表し、他の研究者から評価される査読を経て、科学誌に掲載されるのが一般的な流れです。質の高い科学誌に論文を多く掲載できれば、研究者の評価は高まります。この仕組みを揺さぶっているのがAIの存在です。
続きを読むインフルエンザの再流行
厚生労働省の発表によれば、全国約3千の定点医療機関から1月26日~2月1日の1週間に報告されたインフルエンザの感染者数は計11万4,291人で、1機関当たり30.03人でした。前週比1.80倍で、4週連続の増加です。1シーズン中に、警報レベルとされる1機関当たり30人をいったん下回った後、再び上回るのは、少なくとも過去10シーズンで初めてです。
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