体内時計の調整

 生物には一定のリズムを生み出す仕組みである体内時計が備わっています。ヒトの体内時計は24時間より少し長く、体内時計の指令のもと、睡眠や体温、血圧などの生体機能は、24時間周期で変動する概日リズムを刻んでいます。通常は光や食事で体内時計と概日リズムをあわせています。

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生殖細胞のメチル化確立時期の同定

 精子のもとになる生殖細胞のメチル化は、胎児初期にいったん消えますが、男性では精子が作られ始める思春期までに再び確立されます。この間にメチル化が起こらないと、レトロウイルスが活動し、生殖細胞が死滅することがあります。しかし、確立の詳しい時期は不明でした。人のDNAには、進化の過程でレトロウイルスの断片が入り込んでおり、暴走すると正常な遺伝子を壊してしまいます。通常はDNAのメチル化という仕組みで活動を抑えています。

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医療・福祉の社会的ニーズと労働生産性

 総務省の労働力調査によれば、2025年度の就業者数は平均で6,829万人で、前年度から36万人増えています。増加は5年連続で、女性や高齢者の就業率の高まりが背景にあります。産業別に見ると、介護施設や児童相談所なども含む、医療・福祉は1.9%増の18万人で945万人でした。うち女性が16万人と9割を占め、高齢化の進展を女性の就労が支えています。

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高齢者の雇用の促進

 2021年度施行の改正高年齢者雇用安定法では、希望者が70歳まで働ける機会の確保を企業の努力義務としました。総務省の労働力調査によれば、雇われて働く人全体に占める60歳以上の割合が、2025年は18.3%であり、2005年の8.5%から倍増しています。60歳以上の66.8%、65歳以上の76.1%が非正規雇用者です。

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脳梗塞後の機能回復

 脳梗塞は、脳の血管が詰まることで神経細胞が破壊されます。発症後数か月間はリハビリテーションなどで失われた脳機能を部分的に取り戻すことができますが、その後は回復しなくなります。東京科学大などの研究チームは、脳梗塞発症後に失われた脳機能の回復に、脳に存在する免疫細胞が関わっていることを報告しています。マウスを使った実験で、この免疫細胞の働きを持続させる化合物の開発にも成功しています。

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